SHEEPING TIME

いろいろやってみたり紹介したりする雑記帳

初めて長編小説を書いた時の思い出話

 

大学4年生のとき、初めて公募用の長編小説を書いていました。

就活をしていて、就活がなかなかうまくいかず嫌気がさして、別ルートにいきたい〜と小説を書きはじめたわかりやすいパターンです。

 

それまでの私の執筆()経験というと、

・小学生のときに一時期、自由宿題と称してノートになんか書いて先生に見せてた気がする。

・やっぱり小学生のときに、友達とノート回してリレー小説をしたことがある。

・小学生か中学生のときに、二次創作でなんかポエムちっくなものを書いたことがある。

・高校生のときになんか書こうとしてサイトつくって書きはじめたけど撃沈した。

 

これで全部かな……ひとつも完結してない……

 

さすがに大学4年生ともなると多少知恵がついていたので、無鉄砲に書きはじめたら「行き先不明・謎設定オンパレード・話が終着しない・他人が読めたものではない」作品になるだろうと思って、書き方指南サイトを見てふんふんなるほどなーとプロットっぽいものを作って書きはじめました。

そのときのルーズリーフに書いたプロットが今も残ってるんですが、酔っぱらって勢いで書いてたので、後半とんでもなく字が汚くて自分で解読するのに苦労した覚えがあります。

 

大学4年生というと、卒業論文もやらなければならず、平行して書いていました。

(単位はほぼ取り終わっていたので授業はほとんどなかった)

卒業論文は、所属していた研究室の先生についてバングラデシュに行って現地の住居に関してフィールドワークをして、環境と文化と住居に関する考察を書きました。

バングラデシュでの話はまた別に書こうと思いますが、バングラデシュの人たちやさしかったなー。

 

私が地図を作ろうとして大きい紙もって歩いていると、子供がどんどん着いてきて、案内してくれるし紙の下に敷物を持って来てくれたりしてくれるんです。

大人の方もジェスチャーで「ごはん食べた?うちで食べてく?」と誘ってくれたり(バングラの現地カレーはすごく辛いと聞いてたので笑顔で断りましたが)。

 

バングラデシュに滞在中も、少しずつ原稿を書いていました。

 

途中、ネット上のある場所で冒頭を読んでもらって、いろいろ感想やアドバイスをもらいました。

「続きが気になる」と言ってくれた人もいて、そのおかげで完結させるまでモチベーションを保てました。ありがたかった。

 

結局、書き終えたのは冬に差し掛かった頃で、ファンタジー作品だった為GA文庫大賞というラノベの新人賞に応募しました。GA文庫の作品読んだ事なかったけど。。

 

なんだかんだ就活は東京のあるところに内定もらい、卒業論文はどうにか終わり、卒業設計を作りはじめ(卒論も卒計も両方やる学科だった)、一方で選考は一次通過、二次通過……と進み、、

3月だったと思うんですが、九州から東京へ引越す準備をしている頃に、三次選考結果と最終選考結果が合わせて発表されて、三次通過、最終落ちで終わりました。

そのときは「上野ヒツジ」で投稿したので、探せばたぶん出てくるかと思います。

 

あれから早5年。

5年間、社会の波にもまれてそこそこ忙しく仕事をしているうちに執筆ぜんぜんできずに過ぎちゃったけど、最近またぼちぼち長編小説を書き進めています。

 

どうにか完結させて応募するぞー。