単語登録の話
5、6年前、初めて長編小説を書きました。
長編と言っても公募用の7万字程度のものです。
最近また公募に出そうと思って、別の長編小説を書きはじめたんですが、かつての残骸がPC内に残っていました。
そう、『単語登録』です。
具体的には読み「つ」で(省力化)、前作の主人公の名前を登録してたんですが、新作を書いていると妙なところちょいちょい出て来るんです。
XXしつつ
XXかつXX
スーツ
ドーナッツ
変換時に、「つ」が名前になって出てくる。
え、そんなところで出てくる?というところで出てくる出てくる。
書いている文章が謎にギャグ化する。。
おかしい、君はそんな、無駄なところで自己主張する性格ではなかったはずだ。
もっとこう、どちらかといえば目立たないようにしてやり過ごそうとする、消極的なタイプの……でも大事なところでははっきり言う、そういうさ、、
うっとうしくなったので普通に単語登録を削除して事無きを得たんですが、削除の瞬間、妙な寂しさがありました。
またいつか気が向いて前作を改稿することがあれば、再登録するかもしれません。
とりあえず、バイバイ。またね。