IKEAの本棚(2m)をひとりで組み立てた話
もう4年くらい前の話になりますが、IKEAの本棚をひとりで組み立てたことがあります。
本棚はこのBILLYシリーズの高さ202㎝のもの。
対する私の身長は152㎝。
50㎝の身長差。
私のサイズ感を知る友人に2mの本棚を組み立てたと言うと、「うそやろ本棚の半分くらいしかないやん」とか言われます。
大丈夫。本棚の4分の3、75%はある。
IKEAの家具は基本的に2人以上での組立が推奨されているんですが、本棚を買った当時、私にはヘルプをお願いできる友達も恋人もいなかった……
(九州から東京に引越して来たばかりだったからね)
ので、どうにかこうにか頑張ってひとりで組み立てました。
意外と組立自体は簡単だった覚えがあります。
構造がものすごく単純なので、部材を間違える箇所もないし順番がややこしいこともない。
小さい食器棚を通販で買って組み立てたこともあるんですが、ガラス戸がついたり引き出しがあったりで、そちらの方がだいぶ難易度は高かったと思います。
IKEA本棚はいける。
大きすぎる側板を「よいしょー!」と持ち上げられればいける。
あとは、ちょっと浮かしたいときに、支えになる小物(箱やスツール等)があれば便利でした。
一番大変だったのは、寝かした状態で組み立て終わった本棚を起こした時でした。
重いのなんのって。
片側を持ち上げて小スツールを入れ床と本棚の間に隙間をつくり、隙間に滑り込んで背中に背負うような形(※ここ重要)で「よいしょー!!」でなんとかしました。
重かった。
出来上がった本棚は重宝しています。
なんせ2mの大容量なので入る入る。
棚板は真ん中の1枚のみ固定で、他はすべて可動です。
奥行き28㎝の為、文庫本や漫画なら前後2重に入ります。
余ったスペースには文房具を置いたりしています。
悪い点ももちろんあって、まず圧迫感があること。
2mなので……
次に引越に向かないことです。
これはどういうことかというと、作りが脆弱すぎて運ばれている最中のトラックの揺れに耐えられないらしいんですね。
この本棚購入後に1度だけ引越をしたんですが、そのときはセーフでした。
よかった。
でも、本棚に限らずIKEA製品全般が引越に弱いようで、引越屋さんに嫌われます。
歪みなどが発生するとクレームになるので、①そもそも運ぶことを拒否される、②歪んでも一切保証しないという条件で運ぶ、というパターンが多いみたいです。
そんなこんなで本棚を組み立てた話でした。