SHEEPING TIME

いろいろやってみたり紹介したりする雑記帳

高校生のとき天文学部にいた話

結局、星のことなんて何ひとつ理解しないまま卒業しちゃったけど

高校生の頃、天文学部に所属していました。

 

正確には1年から途中までは別の運動部に所属していて、そこをやめたあとにしばらくしてから天文学部に入りました。

いきなり部長で。

 

母校の天文学部はそのころ部員不足で、廃部の危機にあったんです。

で、天文部顧問は物理の先生だったんですが、授業後に「よかったら入ってくれんか」と頼まれて入りました。

同じクラスの部活に入っていなかった他の子も入ってくれて、とりあえず私が部長。

 

最初に所属していた運動部はそこそこ練習やら大会があって、勉強との両立が難しくなって退部したんですけど、天文学部はのらりくらりした部活でほとんど活動がなく(あっても参加できる人だけが集まる感じ)、とても気楽でした。

 

どんな活動したっけなー。

 

一回だけ、天文台に天体観測に行きました。

地元に星がきれいに見えることで有名な地域があって、そこに天文台があるんですね。

顧問の先生の車に乗せてもらって、みんなおとまりセットを持って。

その日は天候にめぐまれず、みんなでわいわい夜ご飯を作って、部屋の中でプラネタリウムをやって終わりました。

楽しかった。

 

ん〜、なんか少しだけ望遠鏡を覗いた記憶と流れ星にはしゃいだ記憶もあるんですが、2回行ったんだったけな?

記憶があいまいです。

 

それと、3年の頃だと思うんですが、けっこう珍しい部分日蝕があって、それを観測する用の観測プレートみたいなものを工作しました。

太陽を見たときに目が焼けないようにする黒い板です。

何十枚か作って、各クラスに1枚ずつだったか2枚ずつだったか配りました。

もちろん部員は自分用も作って。

 

部分日蝕が起きた時間は思いっきり授業中だったんですが、私のクラスでは担当の先生が許可してくれて、みんなで廊下に出て代わる代わる観測した覚えがあります。

あれは、珍しく天文学部の活動が注目されたイベントだったんじゃないかなー。

 

そんなこんなで私が3年の時には1年生も何人か入部してくれて、廃部の危機を脱しました。

今日久しぶりに母校のHPを覗きに行ったら、天文学部がちゃんと存続していて、部員数もそこそこみたいで嬉しかったです。

繋いだ甲斐があったってもんよ。

 

相変わらず、天候に恵まれず観測が中止になって、とりあえずお月見用に作ったお団子をみんなでわいわい食べたりしているようで微笑ましかったです。

 

あと、校舎の屋上にある天文ドーム。

私が在学中は補修工事(耐震工事?)中で使用できなかったんですが、今は使用して活動しているようで大変うらやましい。

だってあんなとこ楽しいに決まってるじゃん。

 

いいなーいつか小説に登場させようかな、学校屋上の天文ドーム。

(※私は(主に)ライトノベル系小説家志望者)

 

天文学部にいたのに星のことなんて全然わからないまま終わっちゃったけど、わからないままでも良かったのかも知れない。